重機の買取王 許容荷重表・荷重曲線の見方

許容荷重表・荷重曲線の見方

フォークリフトで荷物を運搬する際に、しっかりと荷物の重さを把握して運搬していますか?

トヨタやコマツ、ニチユなどのフォークリフトには、それぞれ、許容荷重表があり、どのくらいの大きさのものを何キロまで運ぶことが出来るかを表しています。

講習で習ってはいると思いますが、ちょっと忘れてしまった…。苦手だったなんて方もいるかもしれません。

そこで、許容荷重表・荷重曲線の見方をまとめてみました。

そもそも許容荷重表・荷重曲線とは

フォークリフトには「荷重中心」と「許容荷重」というものがあります。

「荷重中心」とは、フォーク上の積荷の中心位置からフォークの根元までの距離。

「許容荷重」とは、文字通り荷重中心が何mmのときに何Kgまでの荷物を積んでよいかという重量。

この2つの関係を表示したものを「荷重曲線」または「許容荷重表」といい、フォークリフトの運転席に貼付されています。

許容荷重表・荷重曲線の見方

では、許容荷重表・荷重曲線の見方について説明していきます。

下の画像を見て、次の問題を考えてみてください。

下記の許容荷重表はFB18XYの許容荷重表です。

許容荷重表・荷重曲線

荷重中心位置が700mmの場合は、何Kgの荷物が持てるでしょうか?

マストは、5mマストを利用するものとする。

以下から選んで下さい。

  • 1100kg
  • 1200kg
  • 1300kg
  • 1400kg
  • 1500kg

どうでしょうか、わかったでしょうか?

ちょっと問題がややこしいかもしれないので、まとめてみましょう。

フォークリフトの型式
FB18XY
荷重中心位置
700mm
マスト
5mマスト

とあります。

なので、見る荷重表は右の表になります。

次に、荷重中心位置が700mmとあるので、横軸が700を表している所を見ます。

青線と縦軸に伸びる線が交わる部分を見ると、3つあります。1200kg、1300kg、1450kg付近ですね。

ここで注意点、5mマストを使用しているため、3mマスト、4mマストの部分は見てはいけません。

すると、1200kgが5mマストの荷重曲線を表しているため、答えは1200kgとなります。

どうでしょうか。

簡単に許容荷重表・荷重曲線の見方をまとめてみたのですが、理解できたでしょうか。

フォークリフトはこのように持てる荷物には限りがあります。

なんとなくで荷物を運ぶのではなく、これらの基準をしっかりと守って運びましょう。

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