車検の必要なフォークリフトや区分

一般的に、フォークリフトには車検が無いと思われている方が多いようですが、実は、車検が必要なフォークリフトも存在しています。

どういったフォークリフトに車検が必要なのか、また、どこで取得することが出来るのかをまとめようと思います。

フォークリフトの車検制度ですが、小型のフォークリフトには車検制度がありません。

しかし、大型特殊自動車として登録される大型のフォークリフトには車検を行う必要があります。

フォークリフト等の大型特殊自動車を、工場や倉庫等の構内のみならず、公道で使用される場合は、労働安全衛生法と共に、道路運送車両法で規定された保安基準に従う必要があります。

小型のフォークリフトには、車検ではありませんが、労働安全衛生法で定められている定期自主検査を行う必要があります。

これは、1年に1回の年次検査（特定自主検査）と1月に1回の月次検査があります。

大型特殊自動車	ショベルローダ、フォークリフト、農耕用作業自動車、ポールトレーラなどの特殊自動車
小型特殊自動車	大きさが長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.8m以下のショベルローダ、フォークリフトなどで、最高速度が15km/h以下の自動車、農耕用作業自動車で最高速度が35km/h未満の自動車

これの大型特殊自動車に含まれるもので、公道を走る車両に関しては車検が必要になります。

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