重機の買取王｜フォークリフトのトルコン車の意味とは

最近ではあまり聞かなくなりましたが、「トルコン車とクラッチ車のどっちがいいの？」などで使われる「トルコン車」。

若い人は知らない方が多いのではないでしょうか？

実は、このトルコン車ですが、50代、60代以上の方が使う言葉だったりします。

そのため、若い人にこの言葉を使うときは意味が通じないかもしれません。

そんなトルコン車とはどういった意味なのでしょうか。

トルコン車の意味

トルクコンバータとは

そのトルクコンバータとはどういったものなのでしょうか。

ATの基本要素のひとつ。

クラッチに相当し、動力の伝達にオイルの流れを利用してトルクを大きくできる。

エンジンに直結したポンプ、オイルの流れを変えるステーター、出力メンバーであるタービンからなり、これらが密閉された一体のハウジングに収められている。

エンジンがまわるとポンプの羽根がオイルを動かし、オイルの流れはステーターの羽根で向きを変えてタービンの羽根に当たってタービンをまわす。

タービンは変速機の入力軸となる。

トルク変換率は車両停止時に最大となり、これをストールトルク比と呼ぶ。

オイルを通じて駆動力が伝達されるのでスムーズな発進ができるが、アイドリングでもわずかながらトルク伝達があり、クリープを生じる。

オイルを介しているため伝達効率が落ちる欠点はあるが、最近は一定速以上で機械的に直結して、効率を向上させるロックアップクラッチを備えるものが多い。

このような意味を持つトルコン車ですが、現在では「AT車」の方が通じやすいのではないでしょうか。