重機の買取王｜フォークリフトのチルト操作の意味とは

リフトマンとして働くことになったけど、まだ、フォークリフトの部位の名称や操作方法がわからない…。

長年乗っていない方や、講習に通っている方などは、こういった不安があるのではないでしょうか。

そこで、今回は、フォークリフトのチルト操作についてまとめてみました。

チルトとは

フォークリフトの座席に座った際に、あるチルトレバー。

このチルトと言うのは、「ティルト」ともいい、英語で「傾けること」を意味しています。

このチルトレバーを操作すると、フォークリフトのマストが前後に傾きます。

チルト操作の意味

このチルト操作は、パレットに爪を指す際と、荷役を行う際に重要になってきます。

というのも、爪を上向きにしている状態で、パレットに差し込もうとすると、爪先が引っかかってしまい壊れてしまうことがあります。

パレットに爪を指す際には、水平にした後に差しこむようにしましょう。

最近のフォークリフトには、爪を水平に出来るボタンが付いたものがあるので、活用しましょう。

また、爪を差し込んだ後に、チルトレバーを操作し、マストを上向きにします。

この時、先に爪を上げて、爪とパレットを密着させた状態で、爪の付け根側を地面から浮かします。

その際に、強く前傾するようなら、荷の転倒防止のため、完全に浮く前にチルトさせます。

こうしないと、積み荷が落ちやすく、破損の恐れがあるので、上向きにし、荷物を抱え込むように運びましょう。