重機の買取王｜車体番号・型式の意味

フォークリフトには、車体番号と型式があるのですが、これの意味を知っていますか？

自動車やトラックにもありますが、それと同じと考えてもらって大丈夫です。

知らないという方のためにも、フォークリフトの車体番号・型式の意味をまとめたいと思います。

車体番号（車台番号）とは

車体番号（車台番号）とは、原動機付自転車と自動車などの車台部分に打刻される、車両に固有の識別番号のことで、非公式には車体番号やフレームナンバーとも呼ばれています。

車台番号は個別の車両に1つずつ与えられる番号で、自動車の場合は道路運送車両法により打刻が義務付けられています。

また、自動車の場合はメーカーあるいは運輸支局等以外は打刻してはならないことが道路運送車両法に定められていて、打刻の様式も国土交通省に届け出なければなりません。

この車台番号がわかると、銘板などの文字がわからなくても、メーカーに問い合わせることで、製造日やどこで作られたなどの情報と特定することが出来ます。

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型式とは

型式とは、自動車・トラック、フォークリフトなどで、その構造･設備･外形などによって分類される特定の型を指します。

自動車では、道路運送車両法に基づき、国土交通大臣が構造・装置・性能が同一な自動車に対して指定する分類指標（アルファベットと数字の識別記号）で、これは、車両の維持・管理するために、公道上で使用する自動車に登録が義務付けられた識別記号であり、簡単に言ってしまえば、「車のコードネーム」のようなものです。

型式の意味

実は、この型式はメーカーごとに特定の意味を持たせて付けられたものが多いです。

例えば、トヨタの「7FBR15」という型式のフォークリフトがあります。

これは、次のような意味を持っています。

7

車両のモデル番号

F

フォークリフト

B

バッテリー

R

リーチフーク

15

最大積載量(1,500kg)

また、「02-8FG20」の場合は次のようになります。

02

オートマ

8

車両のモデル番号

F

フォークリフト

G

ガソリン

20

最大積載量(2,000kg)

これは、トヨタのフォークリフトを例に挙げましたが、コマツやニチユ三菱フォークリフトなどでもこういった決まりはあります。

フォークリフトの型式を見て、

• 「10,15,20」などの数字が入っていれば、「最大積載量」
• 「B,D,G」などが入っていれば、「バッテリー、ガソリン、ディーゼル」

と、諸元表やスペックなどを見なくても、おおまかなことは判別出来ます。