重機の買取王 フォークリフトのインチングペダルの構造や仕組み

フォークリフトのインチングペダルの構造や仕組み

フォークリフトを初めて運転した際に、インチングペダルに戸惑ったという方も多いのではないでしょうか。

アクセルペダルにブレーキペダルは、自動車でもあるのですが、このインチングペダルはありません。

そこで今回は、インチングペダルとは何か、構造や仕組みについてまとめてみました。

インチングペダルとは

インチングペダルは、左足ブレーキや左足ブレーキングとも呼ばれ、自動車やフォークリフトにおけるブレーキペダルの操作方法のひとつで、左足でブレーキペダルを操作することを指します。

フォークリフト、ショベルローダなどの荷役作業用ではトルクコンバータ仕様のものが多く、自動変速はしないのが一般的です。

また、荷物の重さや作業の性質によってギアを使い分けるだけで、乗用車やトラックのように発進・加速のたびにギアを切り替えることはしないので自動変速は不要です。

そのため、左足でブレーキとクラッチ操作が行えるインチングペダルが設置されることが多くなっています。

インチングペダルの構造

停止状態でのアクセル操作が必要なフォークリフトなどの特殊車両では、発進時にクラッチ操作を要しないトルクコンバータ仕様車においても右足用のブレーキペダルの他に、マニュアルトランスミッション仕様でクラッチペダルがある場所にもう1本のブレーキペダルが配置されているのが一般的です。

また、構造的には軽量級の車両で連動したブレーキペダルが2つ付いているもの(右からアクセル・ブレーキ・ブレーキ)、重量級ではクラッチとブレーキが1つのペダルになったもの(右からアクセル・ブレーキ・インチングペダル)があります。

ちなみに、ブレーキがかかると同時にクラッチが切れるようになっているのは、トルクコンバータの過熱を防ぐ効果があります。

その他の効果としては、右足ブレーキよりも左足ブレーキのほうが作業能率が高い点が挙げられます。

そのため、多くのオペレーターは左足ブレーキで操作しているのではないでしょうか。

また、なぜ左足ブレーキのほうが作業能率が高いかというと、次のような点が挙げられます。

  • ペダルの踏み換え時間の短縮
  • ブレーキとアクセルを踏む足を別にすることでの危険回避

フォークリフトでは、車両を停止させたままフォークなどの荷役装置を素早く目的の位置へ持っていくためにブレーキとアクセルを同時に踏む操作を多用します。

その際にブレーキを踏む足とアクセルを踏む足が同じでは危険を伴います。また、かといって毎回サイドブレーキを引きギアをニュートラルにしていては作業能率が落ちてしまいます。

インチングペダルの構造

一般的な自動車では、クラッチがあるところですが、フォークリフトでは、少し違います。

自動車では、クラッチペダルを踏むとクラッチが切れ、ギアを変更することが出来ますが、フォークリフトでは、途中まで踏むとクラッチが切れ、深く踏むと隣のブレーキが一緒に踏み込まれます。

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