フォークリフトでの吊り作業は可能？

倉庫内でのフォークリフトの荷役作業の中には、吊り作業を行いたい場面もあるのではないでしょうか。

一般的なフォークリフトの爪の部分に、引っ掛けてしまい気もしますが、安全性の部分では行ってはいけません。

そこで今回は、フォークリフトで吊り作業を行っても良いのか、またその注意点についてまとめたいと思います。

法律では、原則的にフォークリフトによる用途外使用を禁止しています。

事業者は、車両系荷役運搬機械等を荷のつり上げ、労働者の昇降等当該車両系荷役運搬機械等の主たる用途以外の用途に使用してはならない。

ただし、労働者に危険を及ぼすおそれのないときは、この限りではない。

こちらの「労働安全衛生規則　第151条の14 」にも書かれていますが、労働者に危険を及ぼすおそれのないときは、問題ないとされています。

では、フォークリフトでの吊り作業を行いたいという場合ですが、フレコンバッグなどを吊るアタッチメントを使用するようにしましょう。

一般的に、フレコン等の吊り作業用のアタッチメントには、労働者に危険を及ぼさないような配慮として　フックが取り付けられている事が多いです。

また、なかには、フックよりも落下しないようロックが出来るようにしたアタッチメンドなどもあるようです。

メーカーの出しているアタッチメントで、

といったものがあるのでそちらを使えば、安全に吊り作業を行うことが出来ます。

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