重機の買取王｜フォークリフト作業計画書とは、内容や様式など

フォークリフトを用いて作業を行う際に、作成する作業計画書。

毎日のルーチン作業になっている方が多いかもしれませんが、なぜ作成しているか知っていますか。

そこで、フォークリフト作業計画書の意味や内容、様式などをまとめてみまいた。

フォークリフト作業計画書の意味

このフォークリフト作業計画書ですが、日々、作成することが「労働安全衛生規則 第151条の3第1項」で決められています。

労働安全衛生規則 第151条の3第1項

また、その作業計画に記載しなくてはいけない事項は次のように定められています。

また、第151条の3第3項では、これらの作業計画を関係労働者に周知させることも義務付けられています。

作業計画書を作成する意味

では、この作業計画書を作成するのはなぜなんでしょうか。

というも、フォークリフトは手軽に重量物の運搬作業ができ、ほとんどの運輸・倉庫関係の現場で使用されています。

そのため、最大荷重を超える荷の積み過ぎ、高速度の急旋回などによる車両の転倒や、落下事故などが多く発生しています。

特に、労働者が、フォークリフトの運行経路にむやみに立ち入ることは、フォークリフトの構造上からくる死角に入りやすく、接触の危険性が大きいため、使用するフォークリフトが、作業場所のどこを通るか、また、どのような作業を行うのかといったことは、事前に関係労働者に周知することで、事故を未然に防ぐ効果があります。

そのため、前日と同じ内容だからと作業計画を印刷するだけだと意味がありません。

自動車と同じように、凶器になり得ることを頭の中に入れておく必要があります。

フォークリフト作業計画書の様式

そのフォークリフト計画書をどのような様式で記述するかですが、各都道府県の労働局で様式をダウンロードできます。

下記のリンクは、愛知労働局で配布しているテンプレートです。

フォークリフト作業計画様式例（pdf版）
フォークリフト作業計画様式例（word版）