重機の買取王｜フォークリフトの防爆検定番号の見方

前回、こちらの記事でフォークリフトの防爆仕様について説明しました。

フォークリフトの防爆仕様とは

その際に防爆検定を受けたことを表す番号の説明が出来なかったためこの記事でまとめようと思います。

防爆仕様のフォークリフトには、どのような場所で使えるのかを表した番号があります。

例えば、「de2G4」といったものです。

ただ、この番号がどういった意味を持っているのかを知っている方は少ないのでは無いでしょうか。

防爆検定番号とは

爆発性ガスなどの火炎逸走限界の値によって等級が決められ、また、ガスの発火点の範囲によっても分類されます。

防爆構造の電気構造に許される対象ガスを表したもの

それぞれの番号の意味

先ほど例に挙げた「de2G4」で番号の意味を説明します。

この番号は「de」「2」「G4」に分けられ、次の順番に等級を表しています。

• 防爆構造の種類
• 爆発等級の分類
• 発火度の分類

防爆構造の種類

爆発等級の分類

発火度の分類

番号の意味

この番号は「de2G4」の意味を具体的に説明すると次のようになります。

de

耐圧防爆構造

安全増防爆構造

2

スキの最小値が0.4mmを超え、0.6mm以下のもの

G4

発火度が135℃を超え200℃以下のもの

トヨタやニチユなどのフォークリフトのカタログには、こういった番号も表記されています。

この記事を参考に、どういった性能なのかを見てみてはいかがでしょうか。