重機の買取王 フォークリフトの防爆仕様とは

フォークリフトの防爆仕様とは

フォークリフトの新車を購入しようと考えて、様々なメーカーの商品を見ていると「防爆仕様」の文字があります。

この「防爆仕様」のフォークリフトは、一般的なフォークリフトと何が違うのか気になった方も多いのではないでしょうか。

「防錆」や「防寒」のように、「爆」を防ぐ機能ではあるのですが、具体的にわからない…。

そこで、フォークリフトの「防爆仕様」とは何かまとめてみました。

防爆仕様とは

まずはじめに、防爆とはどういったことを指すのかですが、次のようなことを指します。

可燃性ガス・蒸気などの爆発性雰囲気の発生頻度と、電気火花が点火源となる確率を極力小さくすること。

つまり、火薬などを扱う倉庫内で、静電気などの電気火花がでないような作りになっているフォークリフトのことを防爆仕様と言います。

この防爆仕様には、防爆検定を受ける必要があり、この防爆検定を合格したものでないと作業を行うことが出来ません。

また、外国で検定に合格しているものであっても、日本で改めて検定を受けなくては使用することが出来ません。

防爆の仕組みや決まり

また、防爆仕様のフォークリフトを使わなくては行けないなど細かい決まりがあります。

どのような場所でフォークリフトを使うのか、その場合にどういった構造をしていないと行けないのか調べてみてはどうでしょうか。

危険場所の分類

1種危険場所
1種場所とは、通常の状態において、危険ふん囲気を生成するおそれがある場所をいい、電気機器の選定においては、内圧防爆構造が原則であり耐圧防爆構造の製品が望ましい
2種危険場所
2種場所とは、異常な状態において、危険ふん囲気を生成するおそれがある場所をいい、電気機器の選定においては、安全増構造が望ましい
0種危険場所
0種場所とは、危険ふん囲気が通常の状態において、連続して又は長時間持続して存在する場所をいい、電気機器類等の使用は避けることが望ましい。

防爆構造の種類

耐圧防爆構造 記号(d) 耐圧防構造とは、全閉構造で内容内部で爆発性ガスの爆発が起こった場合に、容器がその圧力に耐え、かつ、外部の爆発性ガスに引火するおそれのないようにした構造。
油入防爆構造 記号(o) 油入防爆構造とは、電気機器の電気火花又は、ア-クを発する部分を油中に納め、油面上に存在する爆発性ガスに引火するおそれがないようにした構造。
内圧防爆構造 記号(f) 内圧防爆構造とは、容器の内部に保護気体(清浄な空気又は、不活性ガス)圧入して内圧を保持することによって爆発性ガスが侵入するのを防止した構造。
安全増防爆構造 記号(e) 安全増防爆構造とは、正常時及び事故時に発生する電気火花、又は、高温部を生じてはならない部分に、これらが発生するのを防止するように、構造上及び温度上昇について、特に安全度を増加した構造。
本質安全防爆構造 記号(i) 本質安全防爆構造とは、正常時及び事故発生に発生する電気火花、又は、高温部により爆発性ガスに点火しないことが、公的機関において試験その他によって確認された構造。
特殊防爆構造 記号(s) 特殊防爆構造とは、記号(d. o. f. .e. i)以外の構造で、爆発性ガスの引火を防止できることが、公的機関において試験その他によって確認された構造。

危険場所と防爆構造の適用例

危険場所 防爆構造
本質安全防爆 耐圧防爆 内圧防爆 安全増爆 油入防爆
0種場所
1種場所
2種場所
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