重機の買取王 【事故事例:7】フォークリフトでH型鋼を取り卸し中に、荷台から転落しH型鋼の下敷きになる

【事故事例:7】フォークリフトでH型鋼を取り卸し中に、荷台から転落しH型鋼の下敷きになる

1.事故事例

フォークリフトでH型鋼を取り卸し中に、荷台から転落しH型鋼の下敷きになる

○場所

建設業

○被害

死亡

○事故状況

フォークリフト運転者と大型トラック運転者でH型鋼(1本の重量0.5t、長さ4m)4本を大型トラックから取り卸す作業をしていた。

フォークリフトの能力は最大荷重4tで、運転者は運転技能講習修了者であった。また、大型トラックの運転者は荷台上で合図をしていた。

フォークリフト運転者は荷が長尺物でバランスを取るのが難しいため慎重に作業を始めた。

フォーク(爪)は普通の鉄製で滑り止めなどの措置は行っていなかった。

H型鋼3本を一緒にフォーク(爪)で取り上げた時、フォーク(爪)上のH型鋼が傾き、荷台上で合図をしていたトラック運転者に激突、トラック運転者は荷台に下に転落した。

その際、H型鋼がトラック運転者の上に落下、運転者はその下敷きとなった。

○原因

H型鋼のような重くて、長尺物(重心の位置がとりにくい)をトラックから取り卸しする時に、フォークリフトを使ったこと、また、トラック運転者が荷台上で合図をしていたことや、フォーク(爪)に滑り止めの措置をしていなかったこと。

○対策

  • H型鋼のような重くて長尺物をトラックから取り卸す場合はクレーンなど荷の形状にあった荷役機械を使用すること。
  • フォークリフトで取り卸す場合には、落下を防ぐためフォーク(爪)に布・革などの滑り止め措置を施すこと。
  • 合図はトラック荷台上ではなく、地上の安全な場所で行うこと。
  • フォークリフトを使って作業を行う場合は、作業計画を作成し、作業指揮者を選任し、関係作業者に周知し作業を行うこと。作業指揮者はどこで、誰が、何をしているか前もって作業計画で把握しておくこと。
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